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アラサー女の東海岸一人暮らし

ワシントンDCに住む女の記録

ロックンロールマラソン in DC

3月11日にDCでやっていたRock 'n' Roll marathon(ロックンロールマラソン)というものに出てきた。ハーフマラソンで参加して、一応完走した。

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スタート前の様子。

 

ロックンロールマラソンとは全米中でやっているマラソン大会で今年20周年らしい。今年だけでもこんなラインナップだそうだ。

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このロックンロールマラソンの特徴は、数マイルごとに音楽の生演奏が行われており、音楽で走者を応援して盛り上げる、というもの。

普段あんまり走ったりしないのだが(たまに近所を5キロくらい走る程度)、3万人くらいが参加するかなり規模の大きいマラソンでDCの車道を封鎖して走ると聞いたため、普段見られないDCの姿が見られるかと思い、知人と一緒にハーフマラソンに申し込んだ。今回は、フルとハーフと5キロの選択肢があった。申込はグルーポンのクーポンを使って80ドルくらいだったと思う、たぶん正式料金は100ドルくらい。
本番前に練習しようしようと思っても飲んでしまったり雪が降ったりして全然練習できなかったのでほぼぶっつけ本番であった。

・前日
マラソンに使うゼッケン一式などをとりにいく。今回のゴール会場はRFK Stadium。DCを本拠地とするサッカーチームDC Unitedのホームである。ここのすぐ近くの陸軍施設?の一部が巨大な体育館になっており、本番の前々日と前日にゼッケン引き取り兼プレイベントみたいなのをやっている。
ゼッケンの番号は、申込時に自己申告する推測ゴール時間によって割り振られる。私はまったく自信がないので4時間半と申告、ほぼ最後スタートのグループだ。
プレイベント会場では、走り方のアドバイスがもらえたり靴やウェアや栄養食品が売ってたり、スポンサーのブースがあったりして一大産業という感じ。
ゼッケンと袋をもらって、準備する。ゼッケンは安全ピンでTシャツにつける。バンドを渡されてそれを靴につける。このバンドの中には走者固有のチップが入っているらしく、1マイルを通過するごとにその情報がホームページ上でアップデートされて、いまどこまできてるかわかるようになっている。
前の日は飲み会だったがさすがにビール3杯でやめておいた。なお、ハーフのスタートは8時半。土日のメトロは7時くらいからしか動かないのでほぼ始発での出発。

・本番
たくさん走るならせめてお腹すかないように…と日本から持ってきたうどんを大量に茹でて朝ごはんにする。
なおこの日は最高気温2度。マラソンは午前中なので普通に氷点下だ。服装も悩む。走るときはウィンドブレーカーとして、それまでの待ち時間とか寒そうだけど、会場には着替える場所もないし、と悩んでもう面倒になってそのまま行くことにした。
7時前に家を出て最寄りの駅につくと、ランニングウェアの人がたくさん。電車の中もこのマラソンに出る人ばかりだ。
スタート地点の駅でみんな降りるので、流れに乗って降りる。f:id:dcdemorouhi:20170320133431j:imageこの写真の人たちみんなマラソン参加者。寒さ対策にゴミ袋とかを頭からかぶってる人もいる。ゴミ袋ならそのまま捨てられるからか…頭いいな…
昨日もらったビニールバックにいれればレースの間荷物をあずかってもらえる。UPSのトラックがずらりと並んでおり預ける。

f:id:dcdemorouhi:20170320133457j:imageトラックはレース中に移動してゴールすると受けとれるようになっている。荷物も預けて、準備万端。
8時半スタートだけど、100人くらいいるブロックごとに「3.2.1. start!!」を繰り返すので最後の方のブロックの我々がスタートしたのは9時ぴったり。知人は普段から運動しているので最初だけ私のペースに合わせて走ってくれることになった。

走り出すと風がめちゃくちゃ顔に当たって寒い!氷点下なので陽の当たるところはまだいいが、日陰はかなり寒い。
それでも走っているうちにそれなりにあったかくなってくる。道路の端には走者が脱ぎ捨てたと思われる服とか手袋とか帽子が大量にあってあぁこのなんでも道路に捨てる感じアメリカだなぁという感じがする。
数マイルごとの生演奏というのをちょっと楽しみにしてたけど、全然ロックじゃなくてなんか素人に毛が生えたような地元のバンドがカントリー調の歌を歌ってたりして、あんまり応援にはならなかった。
でもまぁ普段走れない車道を走るので楽しい。アメリカの道路は広くて片側5車線とかあるので、みんなでだらだら走っても全然窮屈じゃない。ザ・ワシントンDCという感じの都会の道から住宅街や川沿いなどコースの景色も様々で飽きない。国会議事堂までまっすぐ走る道が気持ちよかった。

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(正面が議事堂)

 

沿道に地元の人が応援に出てたりして、ハイタッチしながら走る。
最初の10キロくらいはなんとか走り続けたがあとはもう下り坂は走り、上り坂は歩く、という感じで走ったり歩いたり適当に進んだ。
一番きつい坂はここ。

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一番きついから気分を盛り上げてくれようとしているのか沿道には等間隔で軍隊の人がアメリカ国旗を持って並び、殉職した軍隊の人の写真が足元に飾られている。でもこの勾配は無理!!

 

レース中、色々な格好をしている人がいたけれど、結構目についたのは背中のゼッケンとかに"in honor of 人名" "Remember 人名"とか書いてる人。死別した人とか大事な人のためにレースを走る、というのが一般的なのね。私もレースがちょうど3月11日だから東日本大震災関連でなにかやったほうがいいのかと黒い腕章でもつけようかと思ったけどそれで完走できなかったらよくないかなと思ったけどやればよかった。しばらく同じペースで走ってた人の背中に"Don't forget Vietnam war"と書いてあった。きっと近しい人をベトナム戦争で亡くしたんだろう。

とか色々なことを考えて走ったり歩いたりしながら一応ゴールできた。2時間46分。はじめてにしては上出来じゃないでしょうか。また出たいな。ゴールではこんなメダルがもらえる。

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あとゴール地点ではビール飲めることになってたけど寒くてビールなんかとても飲みたい気分じゃなかった。夏ならゴール後のビールめちゃくちゃ美味しいだろうなぁ!無料で配られてるバナナがとても甘く感じた。

 

走りながら興味深いと思ったことが2つ。

ひとつは、レースにはほとんど白人しかいなかった。DCは人口に占める黒人の割合が高い。去年日通にもらった資料によると住民はアフリカ系57%、白人38%、アジア3%、ヒスパニック8%、となっている。アメリカの他都市に比べてアフリカ系の比率が極めて高い。
DCの人口の半分以上が黒人なのにDCでやったこのマラソンレースに出ているのは9割以上が白人だったように感じた。アジア系もほとんど見なかった。
高い参加費を払うことができて、普段から走る健康的な生活ができている人はほぼ白人なんだなと思って、あらためてこの国の分断を感じた。

 

もうひとつはこれまたDCならではなのかもしれないけど。地元の人らしき人が沿道に出てプラカードみたいなのを持って応援してくれていた。プラカードは単純にGo!! Go!!とかYou can do it!!みたいことが書いてあるものが多いんだけど、かなりの数見かけたのがトランプを風刺するもの。
"You can do it, because you are not Trump"だの"You are better than our government"だの"Run away!! Trump is casing you"などなど、よく考えつくなという言葉とともにトランプの風刺画が踊ってます。こんなのを21キロ走る間、30個くらい見たよ。

これって走ってる人を応援してるわけじゃなくて、ただ自分がトランプ批判したいだけじゃんね。私はトランプに賛成でも反対でもないけど、なんだかすごく嫌な気分がした。いくらDCはヒラリー投票者が多いとはいえ、トランプ支持者だっているし、レースにも参加してるだろうにね。そういうことには考えが及ばないんだろうか。アメリカの、政治的主張を誰でも自由に表明できる雰囲気はいいことだと思う一方で、場所は選ぶべきなんじゃないかなと思う。マラソンの場では最大に尊重されるべきは走者なんだから、走者が不快に感じる可能性のある言葉は使うべきではないでしょう。
まぁDCは基本リベラルの地域なのでリベラルの鼻に付く感じというのは日々感じます。こういう雰囲気がトランプ大統領という存在を産むんだよなとすごく納得している。これはまた今度書く。

 

日頃の運動不足がたたって筋肉痛1週間続いたけど、またマラソン走りたいな。狙うは海兵隊マラソンかな。

アラートにまみれる

こちらにきてすぐの頃色々な人にAlertを受け取れるようにしとくといいよ、と言われた。住んでいる地域のAlert通知サービスに登録しておくと、電車の運行状態とか気象情報とか色々な情報がメールもしくは電話番号へのテキストメッセージで送られてくるのだ。

で、私もDC付近のアラートに登録しているんだけど、毎日平均して20通くらいの量が送られてくる。これはある日の通知。

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交通事故とか道路封鎖とか寒気に注意みたいなアラートがばんばんくる。Hypothermiaというのは寒気の気象用語(たぶん)。マラソンがあるからこの道路が封鎖されるとか雪で政府機関の営業開始が何時になる、とかもくるので便利。それに加えて、Electric outage(電気不通)やWater outage(水道不通)の通知も毎日のように届く。「○○ストリート付近では12時から電気通ってません」みたいな。日本で生きていて、マンションの保守点検とかによる一時的な断水はまぁ数年に1回くらいあったような気がするが、このアメリカの首都であるワシントンDC、ありとあらゆるところでしょっちゅう電気や水が不通となっている。電気と水って生きるための最低限のインフラではないんだろうか… 電信柱が地下に埋まってるから道路工事するたびに電気止まっちゃうのかな。世界一の大国でありながらインフラが脆弱なのは本当に不思議に思うところ。

 

また興味深いのは、人探しのAlertもくる。
子供が誘拐された際に使われるamber alertと老人が行方不明になった際にsilver alertだ。これらは携帯向けのメッセージだけでなく、高速運転してると電光掲示板に出てたりもする。amberとは、数年前に誘拐の後強姦されて殺害されてしまった少女の名前とAmerica's Missing: Broadcasting Emergency Responseをかけているんだそうで、彼女の誘拐事件をきっかけに、誘拐事件があったら周辺住民の携帯電話に通知がいくシステムが始まったそうだ。

昨日もsilver alertを受け取った。
行方不明になった老人の顔写真が添付されて、身長体重、目の色と髪の色と最後に目撃された場所が書いてある。目の色髪の色が書いてあるのが多人種国家という感じがするね。で、アメリカらしいなと思ったのは、車の車種とナンバープレートも書いてあるのである。こちらの老人は行方不明になるときに車に乗ってるということだ。行方不明になるということはたぶんそれなりに痴呆とかが進んでいると思うんだけどそういう人でも車を乗り回しているのが、不思議なような、怖いような。だってねえ、同じ道路を運転しているわけでしょ。
日本でも高齢者の免許返納が問題になってるけど、日本以上に車に依存する社会のアメリカはどういうふうに対処してるんだろう。知り合いに聞いた話では免許更新は1年ごとで、そこで色々ボケてないかのテストがされるそうだけど。
昨日の行方不明になった人はinharmedな状態で見つかったと報告アラートがきてた。よかったよかった。

アメリカAmazon事情

最近日本で宅配業界の疲弊が問題になっており、改善に向けた動きなどが色々あるなかで、時々聞く言説に、「日本はサービス過剰すぎる、アメリカみたいにもっと適当なサービスでよいのではないか」というものがある。日本の配送関連サービスが優れているのは自他ともに異論はないと思うけど、じゃあその優れたサービスに慣れた我々が、サービスレベルの低下を受け入れられるのかどうかを考えると、なかなか簡単ではないと思ってる。

 

個人的には、アメリカに来てから、アメリカの配送関連サービスはひどすぎて、日本の宅配サービスはなんて素晴らしかったんだ!日本のサービスはこのままでいて!と強く思った。日本の素晴らしいサービスのためなら年間1万円くらい追加で出費しても全然いいよ。無理なくまわるためにお金が必要なのであれば全然払うから今の水準のサービスを続けてほしいと思っています。

アメリカでAmazonを使ったオンラインショッピングがどんな感じかを以下に記すので、これを受け入れられるかどうか色々な人に考えてほしいなと思う。(配送の問題はAmazonだけの問題ではないし配送業者の制度とか色々絡み合って今の状態になってるんだろうから単純比較できないけれど、同じサービスの方がわかりやすいかと思うので)

 

まず、基本情報はこの記事のとおりです。

http://s.news.mynavi.jp/column/svalley/697/
プライム会員は年会費99ドルで、プライム対象商品は送料無料で2日後配送。一部の都市圏は一部の商品の即日配送に対応していて、35ドル以上の注文だと即日配送してくれる。勿論、配送時に日本みたいに時間指定はできない。受取先をAmazonロッカーに選択することはできる。

アメリカは国土が広大だからか、とにかくモノが届くまでが遅い。普通のオンラインショッピングだと、届くまで7日から10日がデフォルトという感じ。たとえばさっきIKEAのオンラインショップでクッションを買おうとしたけど、在庫ありとなっているのに届くのは9日後になっている(送料は11ドル)。
そんなのんびりした国で、年に99ドル(今の為替だと一万千円くらいですかね)払ってプライム会員になると午前中までに頼めば基本2日後に届く。
私はアパート(日本でいうマンション)に住んでいるので、管理人が全部かわりにひきとってくれるので、こちらの記事にあるような軒先前放置はされていないです。でも近所をドライブしていると一軒家の前に普通に隠すわけでもなくAmazonの段ボールが置かれているのが見える。 DCは最近雪が降っているので雪に埋もれてる。

 

で、私もプライム会員になってAmazonで買い物を繰り返していますが、サービスにオイオイとなることが多い。具体的には、 

・配達日遅延
年間1万円以上払っているのに、プライム会員の最大の権利である2日後配達が遵守されるのは7割程度。しょっちゅう配達日が遅れる。遅れると連絡がきて3日後に届く日もあれば、何の連絡もなく、途中でどっかいったのか6日後くらいに突然来る日もある。週末使うから水曜に頼めばいいか、などと計画しても使えない可能性がある。

 

・包装の雑さ
日本ではよくAmazonの包装が過剰すぎるというふうに言われますね。小さい商品でも嫌がらせのように大きな段ボールにいれてくる、など。
でもアメリカAmazonの梱包はめちゃくちゃに雑。これは、本と雑貨が一緒に配送されてきたとき。

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ガムテープで箱を固定しているから、取り出すときに箱がガムテープのカスだらけに。しかも爪でひっかいてもとれないタイプの粘着素材。買ったばかりなのに箱がもうこんなきたない状態なわけです。
また、加湿器を買ったときも、段ボールには入らず商品の箱そのまま送られてきた。シールもそのまま貼られ(これまたきれいに剥がせないやつ)、アパートの部屋番号がマジックで書いてある。

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商品の箱ってしまう時とか、中古で売る時とかに使うもので、商品の一部だと個人的には思っているんだけど、そういう感覚は一切ないんですな。。。これ、アパートだからいいけど、一軒家で庭とかに放置されたら、商品自体も濡れてしまうんじゃなかろうか。

こういう包装が嫌なら自分用でもお金払ってギフト包装にしてもらえ、ということね。あとは、ひどく傷ついてたらAmazonに返品することはできるけど、返品してしまうと返品中は使用できないわけでそれもまたどうなのよと思ってしまう。。最初から普通に箱に入れて送ってくれればいいのに…

 

・プライム対応じゃない商品の配送予想はこんな感じ。

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これを検索したのは3月5日ですけど、在庫ありなのになぜこんなに遅いんだろうか。
最速配送(1.5ドル)、通常配送(0.5ドル)、エコノミー配送(無料)で、金払って最速にしても9日後にしか届かない可能性が高いんですよね。また、体感としてはプライム対応商品の割合が日本と比較してかなり少ない気がする。なのでプライム会員でも、この商品を無料で届けて欲しければ10日から18日待たなければいけないし、急いでいても1.5ドル払って4日から9日待たないと届かないというね。

 

私はアパートで軒先荷物放置のストレスがない分まだ恵まれてると思うけど、一軒家に住んでる知り合いは、しょっちゅう荷物がなくなったとか、不在時に荷物を隣の人に預けられて、隣の人がそれを間違えて開けてしまって中身を見られてしまったとか、色々文句を言ってます。個人的には自分宛の荷物を近所の人に勝手に預けるのはまじで受け入れられないな…

Amazon受取ボックスもどんどん増えているからAmazon側も努力はしてるんだろうけどね。

なお、近所のスーパーにあるAmazonロッカーはこちら。ロッカーごとに固有の名前がついてる。

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アメリカで雑な配送サービスに直面するたびに日本の配送のレベルの高さに改めて感動するけれど、そのレベルを維持するためのコストのことも考えていかないといけないと思う。

 

 

1人で映画とコンサートに行ったらカップルばかりで辛かった話

先日映画とコンサートを観に行った。1人で。どちらも鑑賞対象自体はよかったんだけど、あまりに周囲がカップルばかりで居づらかったという話。

 

・映画
日本では(特に都会では)1人で映画なんか珍しくもなんともないと思うけど、こちらはなにかと最小単位が2人の国なので映画も基本は誰かと見るものらしい。"alone cinema"とかで検索すれば、1人で映画いくのどう思いますかみたいな相談や「1人で映画にいく10のメリット」みたいな記事がわんさか出てくる。それくらい1人で映画に行くということはまだマイナーなことのようだ。
まぁ、誰かと行こうにも1人で来てるんだからしょうがない。それでも平日の夜ならば、休日よりは1人客が多いんじゃないか、と思って、地元(DC中心部から電車15分の住宅街)で見る。19時からの回。11.50ドルにサービス費用1ドルで12.50ドル。オンラインで予約。ちなみにこちらの映画料金は曜日とか時間帯で細かく変わる。平日の昼なんか激安だ。

映画館につくと、やはり1人客は私だけだった。アカデミー賞候補だったララランドを見たんだけど、公開からしばらく経ってるからか客の埋まりは3割。そのうちほとんどが夫婦もしくはカップル、1組だけ母娘の組み合わせがいた。

ポップコーンを買って食べたらなんかあんまり塩気がなくて本場なのに美味しくないなーと思ってたら、後から聞いたら自分でバターを好きなだけかけるシステムだったらしい!道理でしょっぱくないはずだ。

で、私の中のアメリカ人のイメージはとにかく映画とかに対しておおげさなリアクションするものだと思っていたのでそれを密かに楽しみにしていたんだけど、リアクションはあんまりなかった。まぁ恋愛というか夢追い人の人生を描くミュージカル映画だから当たり前か。
でも、悲しいシーンでOh...とか言ってカップルで背中を撫であったりしていた。あと上映中ずっとチュッチュしているカップルがいてずっと視界に入っていたので何しに来てんだよとめちゃくちゃイライラした。リアクションはないけど常にイチャイチャはありました。はー、私の横には誰もいねえ!

 

・ライブ
アーティストのライブと言うのも行ったことなかったので映画に行った数日後に行ってみた。学生の頃によくゴスペルを聞いてたんだけど、天使にラブソングを2でOh happy dayを歌ってた天才子役がLauren Hillという人。アメリカで知らない人はいないというくらいの有名な黒人歌手です。洋楽は全然詳しくないけどiTunesの中でOh happy dayのアーティストとして表示されてたから名前に見覚えがあって、全国ツアー中で丁度DCにも来るとのことでチケットを申し込んでみた。
チケットの申し込みはアメリカのチケット取扱業者最大手のTicketmaster。席によって細かく値段が違うので適当に8000円くらいのかなり後ろの方の席を取る。このTicketmaster、自分が買った後にそのチケットを使うか、人に渡すか(Transfer)、売る(sell)か選べる。日本だとチケット転売が問題になってるけども、いい仕組みだよね。
当日会場に向かった。会場はWarner theaterというところで、キャパは日本でいう帝国劇場くらい。公演開始は20時。20時前につくと、会場にいくつかバーがあってみんな飲んだり食べたりしている。驚いたのはその飲食物を席に持ち込んで、公演中食べたり飲んだりしてよい。確かに宝塚劇場とかは持ち込めるけど、食べられるのは休憩中だけだし意外だった。
20時前に座席に着く。空席が意外と多くて、驚く。当然ながら、周囲に1人の客は全然いない。8割がカップルor夫婦、残りが友人同士という感じ。唯一、遠くの方にひとりでいる女性が見える。よかった、仲間がいた。
で、これが一番驚いたことなんだけど、前座の演奏がめっちゃ長い。なんと、20時に開演して本人が登場したのは22時15分!!!それまでの二時間超、前座が演奏するか電気がついた休憩時間。アメリカの大物アーティストは大物であればあるほど前座が長いそうだ。
そのながーーーーーい前座の演奏中みんなバーにお酒を買いに行ってガンガン飲みながら演奏に合わせて踊っている。完全にクラブ状態である。クラブ状態であるということは、イコール男女がいちゃついてるということである。あ、男男もいたけど。もうとにかくずっとイチャイチャ、キスしたり体を密着させたり撫でまわしあったりしている。私の隣は40歳くらいの女性だったんだけど夫と思わしき人と来ており、夫が女性の背中を撫でるたびに夫の肘が私の体に当たるんですな。でもお構いなし。人に物理的に迷惑をかけてまでイチャイチャしたいか!?舞台を見ようにも、視界に入るほとんどがカップルで、もう皆それがルールかのように酒を飲みながらいちゃついてる。
救いを求めるような気持ちで先ほど見つけた1人客の女性に目をやると、いつの間にか夫か彼氏が合流しており、そいつと肩を組んでいる。ブルータス、お前もか。
長い長い前座の後に出て来た本人のコンサートは確かにパワフルな歌唱で、知ってる曲もやったしすごくよかったんだけど、なんかもう周りの雰囲気に疲れてしまったので最後まで見ずに帰ってしまった。(あと照明がすごく強くてぐるぐる回る軌跡の正面にいたから眩しくて目が痛くて限界だった) 22時15分に本人登場で何時に終わったのかな。メトロは23時超えたあたりから本数がぐっと少なくなるんだけども。きっとみんな飲んでるけど車で帰るのね。


映画とライブとで、1人なのが自分だけで、周囲はほとんど同行者がおりいちゃついているというのが続いて、どちらもそんなの気にしなきゃいいと言えばそれまでだけども、1人でその場にいるのは結構精神的に厳しいなと思った。

アメリカは1人での行動があまりよく思われない気がする。レストランとかでも1人の人ってほとんど見かけない。私がレストランの入り口で1人と告げると聞き直されたりする。バーにも1人の人っていない。男性の同僚に、バーに女性が1人で来てたらどう思う?って聞いたら、「可哀想だから声かける」と言っていて、そんなお情けでナンパされるのめちゃくちゃ屈辱的じゃない?
夜出かけるときはとにかくカップルで、というのが一般的のようだ。もちろん場所によっては家族とか友達もあるんだろうけども。コンサートも誰のコンサートかによって違うだろうけども。

1人で生きにくい、という点についてもっと掘り下げて考えてみたいと思ってる。1人じゃ遊びにくい世の中だから誰かと付き合おう、結婚しようというモチベーションが生まれるような気もする。
なお、アメリカも晩婚化が進んでると言われてるけど平均初婚年齢は男性29.5歳、女性27.4歳とのこと。日本は2015年時点で男性31.1歳、女性で29.4歳。女性は日本より2歳若いのね。

ちょうど、アメリカで数年前にとても売れたGoing Soloという本を読み始めたところなので、それを読んでまた考えたことを書こうと思います。

 

DCトイレ事情

トイレが近い私にとってワシントンDCの公衆トイレのなさは死活問題である。

まず都市部を走るメトロの全ての駅にトイレがない。これ、結構衝撃だった。
一応駅員にお願いすると従業員用のトイレを貸してくれる場合があるらしいけどこちらの駅員は日本でいう窓口みたいなとこにいない。いや一応改札の近くに円筒体のボックスの駅員詰所みたいなのがあってその中には人がいるんだけど、窓が全部閉まっててとても話しかけられるような雰囲気じゃない。

 

アメリカ全体がそうなのか?と思って検索したらこんなページを見つけた。

http://www.tsukaueigo.com/archives/22195401.html

DCで、94人がトイレを借りようとして7人が断られたとあるけどこれはどうやって計測した数字なの!日報にでも書いてるのか!?そして不幸な7人はどうして断られたの!意味がわからん。

この記事によると、アメリカの他の都市もあんまり駅にトイレがないのね…そしてトイレを開放すると維持にお金がかかるというのがない理由なのね。確かに前に書いた通り、メトロはとにかくお金がなくて工事もいつまでも終わらないのでトイレにかける費用なんてないんだろうなぁ。

ちなみに駅には、トイレもなければ、自販機も、キオスク的なものも、コインロッカーもない。電車の乗降以外の全ての要素が削ぎ落とされている。

 

駅以外はというと、こちらには街中に公園がたくさんあるのに公園に公衆トイレはほとんどない。まぁこれは治安が悪いから仕方がない気もする。
コンビニに該当するCVSも24時間営業だけどトイレは貸してくれない。

飲食店にはさすがにトイレがある。しかし、スタバもマクドナルドも多くの場合、暗証番号入力制か鍵を借りてあける形式になってる。鍵を借りたり暗証番号を聞くために店員を捕まえる必要があるが、多くの店で店員は万年不足しており、レジで何人もの客が列をなして待ってるなか、その列に並んで聞くか無理やり割り込んで聞くことになる。(そして半分くらいの確率でトイレは壊れてる。)
喉乾いてないがトイレに行きたいがためにカフェに行って飲み物購入したこと数知れず。

あとトイレがある場所といえばデパートですね。デパートにはさすがにある。でも4階だてデパートの4階にしかなかったりするので、ある日コーヒー飲んだら急にトイレにいきたくなり必死にエスカレーターを駆け上がったりしたことがありました。そこに立ちふさがって悠々とエスカレーターに乗る巨体のおばちゃん。Excuse me, と言って通り抜けようとしたけど物理的に横を通れなかったので、おばちゃんの真後ろに立って素数を数えながら必死に我慢した。


そもそもこんなにトイレが少なくてアメリカ人自身は平気なのか?渡米前の私のアメリカの都市部のイメージは「サングラスして右手にスタバのカップ持ったまま道を歩く人々」だったんだけど、そのイメージは正しかっな。街行くアメリカ人3人に2人は飲み物を手に持ってる。移動中くらい飲み物飲まなくてよくない?とわたしは思うけど、みんなカフェで飲み物買って飲みながら歩いてる。
だから絶対トイレにも行きたくなるはず!!はずなのに、なぜか、ふらりと入れるトイレが街中に全然ないんだなぁ。アメリカ人は体が大きい分、膀胱に貯められる尿の量も多いのだろうか?同僚も全然トイレ行かない。

 

特に困るのは、夜お酒を飲んだ後。22時以降になると頼みの綱のスタバは閉店していて街中にほんとにトイレがない。24時間営業のマクドナルドはあるけどまじでホームレスの人とヤク中の人ばかりで生命の危機を感じる。私は何回か夜にまじで尿意が限界に達したことがあり、1回は近くのレストランに飛び込んで、友人が先に待ってるからとか適当なことを言って中に通してもらい、そのまましれっとトイレを借りて出てきたことがあった。また他のときは、クラブみたいなとこに飛び込んで、1杯頼んでからトイレに駆け込んだときもある。大抵のクラブは入り口にいかつい警備員(=bouncer)がおり、厳しくIDチェックをしているので、すぐ入れないときもあり要注意。
これらのときは見つけられなかったけど、たぶんホテルとかは24時間やっており、トイレも借りれるはず。

出かけるときは近くにトイレがありそうな場所を調べてから出かけるのが吉。あと、トイレに行きたくなくてもトイレのあるところで早めに行っておくのがよいですね。

あ、有名な博物館とか観光地は普通にトイレありますのでご安心を。街中には意外とないという話でした。


あと、トイレ内部の話で言うと、どこのトイレもドアの下から30-40cmくらいがあいてて、やっぱり落ち着かないな〜足が丸見えだし。ほんと個室感ゼロ。バッグをかけるフックもないことが多いからみんなブランドのバッグでも平気で床に置くし…。。日本のトイレ、清潔さと個室感、最高です。