アラサー女の東海岸一人暮らし

ワシントンDCに住む女の考えごと

チャールストン1泊旅行記

アメリカの旅行雑誌の読者投票による観光地ランキングで、2年連続京都が1位だったところ去年はサウスカロライナ州チャールストンが1位になったとのこと。ミーハーなので是非とも行ってみたかったので親が遊びに来たついでに1泊してきた。

 

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こんな街並み。

 

 

大西洋に面していて巨大な港があり南北戦争以前に交易でとても栄えた南部の代表的な都市だそうだ。また、南北戦争が始まったまさにその場所でもある。最初にUnionから離脱したのもサウスカロライナだしね。(というのを大学受験ぶりに思い出した)

DCからは飛行機で1時間45分くらいなのであっという間。友人が先週DCから車で行ったところ片道9時間だったとのこと。アメリカ人にとってはそれくらい普通の感覚らしいのでまったくこの国の広大さにはただただ恐れ入ります。

 

1日目 市内観光、サムター要塞上陸
2日目 プランテーション見学(ブーンホールプランテーション)、市内観光

 

DCのレーガンナショナル空港から行きはアメリカンエアライン。帰りはジェットブルーエアラインで移動。


チャールストン空港は小さめの可愛い空港。敷地内に米軍の飛行機が並んでいるので、Uberの運転手に聞いてみたところ、元は米空軍の基地で、その一部を民間に貸し出してるということだそう。日本の茨城にある百里空港/百里基地みたいな感じだろうか。
空港の隣にBoeingの巨大な工場がある。組立工場なのか整備の工場なのかわかんないけども敷地がめちゃくちゃに広く、建物もとんでもなく大きい。整備待ちなのか、敷地内には色々な航空会社の飛行機が並んでいる。ぼんやり見てたら見慣れた鶴マークが目に入った。JALの機体もあるのね!DCにはANAしか運行してないので久しぶりに見るJALマークにテンションがあがる。

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 看板に隠れてるけどJALマークがある。

 

空港からダウンタウンは車で20分くらい。あっという間についた。小さい町なのでレンタカーを借りず徒歩とUberでまわる。
ホテルはダウンタウンからほんの少し外れ気味のHoliday Innに取った。安かったから決めたけど、ちょっと歩くからもうちょっと内側でもよかったかな。

 

チャールストンは形がニューヨークに似ている。半島が細長く海に張り出していて、道は碁盤の目のようになっている。半島の先にはこれまたニューヨークと同じくバッテリーパークという公園がある。バッテリーというのは戦争において迎え撃つ拠点になるようなところを言うらしい。

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栄えているのは半島を縦に走るKing street、その隣のMeeting Street、港沿いのeast bay street。
歩いても回れるし、自転車バージョンの人力車や、馬車もあり、ダッシュトロリーという名前の無料のバスも走っているので、ダウンタウンは車がなくても充分楽しめると思う。

東海岸はとにかく南北戦争関連の史跡が多い。アメリカに来る前までは、南北戦争にそこまで興味がなかったけども、車ですぐのところにゲティスバーグやらマナサス(マナサスの戦いの)やリンカーンの生家があるので嫌でも興味を持つようになった。

 

初日に行ったサムター要塞は、まさに南北戦争の開戦となった最初の砲弾を撃ち込んだ大砲のある場所。チャールストンから船で30分ほど行った小島だ。軍艦島とかをイメージしてたけどそれよりだいぶ小さい。大西洋の要所にあるから重要な拠点だったのね。今はナショナルパーク管轄になっている。

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ダウンタウンからほど近いリバティパークという公園から、要塞まで船で移動して上陸するツアーがでているのでそれに参加した。天気がよいので船の旅が楽しい。30分船に揺られて、1時間散策の時間があり、また30分かけて帰ってきた。

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レンジャーの人が当時の大砲の使い方とかを説明してくれる。正確性は低いけど砲弾1.5マイルは飛んだらしい。

 

南北戦争当時掲げられていたという国旗。の一部分。古いものだから展示して光にあたる劣化を防ぐため、毎日少しずつ展示する場所をずらしているとのこと。f:id:dcdemorouhi:20170615143237j:image

 

ダウンダウンに戻って街をぶらぶら。キングストリートは色んなお店が立ち並んでいてみて回るのがとても楽しい。

 

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港町には必ずある建物、税関。

 

 

夕食は、知り合いが勧めていたオイスターのお店に!ここは4時から7時のハッピーアワーで牡蠣が安くなっている。

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のでがんがん頼んだ。前から南部料理が好きだけどやっぱり安くて美味しくて最高。
南北料理で特に有名なのはエビのグリッツ(Shrimp and grits)とガンボスープ。私は常々アメリカの料理には旨味という概念がないのではと残念に思ってるけれど南部料理は旨味がある!!

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エビのグリッツ。おいしい。

 

食事が終わった8時もまだ明るいので腹ごなしに散歩。チャールストンで一番有名なのがこのRainbow Row。

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それぞれ別の色でカラーリングされた綺麗な建物が7つ並んでいる。インスタ映えしそうな感じ。

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このあたりは南部様式に建てられた住宅がたくさんあって家の門構えとかもとっても凝っていてぶらぶら見るのが楽しい。
逆に言うと街並みを楽しく思えない人(我が父とか)にとってはつまんない観光地かもしれない…特に目立った何かがあるわけではないので。

 

 

次の日はブーンホールプランテーションへ。南北戦争以前、サウスカロライナは綿花のプランテーションでとても栄えていた。アフリカからたくさんの奴隷を連れてきて過酷な環境で働かせていたそうだ。
プランテーションの跡地はいくつもあるけれどここは特に大きくて、風と共に去りぬの映画の撮影にも使われたということで選んでみた。
ダウンタウンからはUberで30分程度。屋敷の正面まで木の垂れ下がる道をまっすぐ進む。

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敷地内には当時のプランテーション所有者の屋敷や、奴隷が住んでいた小屋があり当時の様子がわかるようになっている。広大。敷地内の主要な箇所をまわるコーチツアーに参加したけど、とにかく広かった…

馬車みたいのに乗って走る。敷地内の沼にはワニが住んでるらしくこの時は見えなかったけどジャングルクルーズのようだ。

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チャールストン自体は南部ということもあり黒人がそれなりにいたけれどプランテーションでは1人も見かけなかった。やはり過去に自分の先祖たちが酷い扱いを受けた場所には足が向かないということだろうか。
でも奴隷の歴史とかの説明にはたくさんの白人の人が熱心に聞いていたよ。

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当時の奴隷が住まされていた小屋群。

 

馬もいた。暑くて寝てた。

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昼過ぎにまたダウンタウンに戻る。ランチのおすすめをUberのお姉さんに聞くと牡蠣が美味しいとこがあるわよというのでそこにした。その名もNoisy Oyster.

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窓が全開で気持ちがいい!また、昨日に引き続きめちゃくちゃな量のオイスターを食べてしまった。追いスター…。

 

その後はダウンタウンのマーケットをぶらぶら。historic city marketというだけあって昔からからずっと市場として使われていた場所。おみやげやさんから服屋さんから食べ物から色々あって見るのが楽しい。

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そんなうちに夕方になったので、ホテルに荷物を取りに戻り家に帰りましたとさ。

 

1泊旅行としては、時差も変わらないしハードすぎず適度にリフレッシュできるので良い旅行先だと思う。アメリカは建国からの歴史があまり長くない分、歴史的な都市や建物を求める気持ちがとても強いと思うので、歴史的な街並みに触れられる場所は人気が高いのだろう、まぁ京都に勝ってるかと言われると個人的には疑問だけども…笑


あらためて考えると世界の主要都市からの遠さや言語の壁というハンデを越えて1位になってた京都はすごいね。

 

購買欲を半端なく刺激してくる国、アメリカ

 アメリカは個人消費GDPの70%を占める。勿論世界一の割合だ。

日本も60%程度で、中国に次いで第3位とかなのでそんなにひけをとってはいないのだろうが、やっぱりアメリカに住んでいると、肌感覚でアメリカ人の消費熱はすごいと感じる。
 
それには色々な要素があると思うけど、小売業界が、人々の購買欲をうまいこと刺激して人に金を使わせるのがうまい、というのもあると思う。
(個人的には、アメリカ人が貯蓄をあまりしない、ということも大きな要素だと思いますが、この話はまた今度したい)
 
特にファッション業界。
私も、日本にいるときから買い物大好きで、百貨店やら駅ビルやらで洋服、バッグ、アクセサリーなどを相当買い漁っており、同世代と比較するとかなりファッションに金をつぎこんできたが、このアメリカのファッション業界の金を使わせる戦略にもまんまと嵌ってしまっている。
なおアメリカで好きなブランドはTory BurchとHenri BendelとKate SpadeとRalph Laurenです。カラフル大好き!日本よりずっと安く買えるし!っていま思うと全部ニューヨークブランドですな。
 
人に金を使わせるのがうまいなあと思う理由を分解してみると、以下のような感じになると思う。
 
1.しょっちゅうセールをやっている
2.いつも何らかのプロモーションをやっている
3.すごい量のメールがくる
4.タイムセールがやってる
5.キャッシュバックサイトが充実
6.返品できる
7.外税表記
 
 
1.しょっちゅうセールをやっている
日本ではセールは基本的には、夏と冬の2回。百貨店ごとに後ろ倒しをしたりと色々施策はしているし、ルミネの10%オフは年に4回くらいやっているので、すべてが年2回というわけでもないとは思うけど、大きなセールは基本年2回かと思われる。
アメリカでは、最低でも
1月ニューイヤーズセール、
3月イースターセール
7月インディペンデンスデーセール、
11月サンクスギビングデーセール、
と5回セールがある。
特に有名なのはブラックフライデーを含むサンクスギビングセールですかね。日本でもよくニュースになっているけれど、割引率が半端じゃなくて、売り場は戦場になるらしいですね、まだ経験していないので楽しみ。
セールで安くなっていると、購買欲が刺激されるのは人間の(女性の?)本能みたいなものなので、セールがあればあるほど買ってしまうのはしょうがないですよね。
 
あとはジャンルごとにこの月が安いとかあるみたい。
 
2.いつも何らかのプロモーションをやっている
一番多いのは、"Buy One, Get One"で1つの値段で2つ買えるというもの。これが子供服とかになるとBuy 5, Get 5などになる。5着の金額で10着買えるのはありがたいけど、服をそんな一気に10着も買うだろうかという気がしてしまうが、アメリカのスケールだと普通のことみたい。
あとは、”$200以上買うと10%オフ、$250以上買うと20%オフ、$300以上買うと25%オフ”みたいに買えば買うほど割引率がよくなるもの。
これはセールの時期に関係なく、どこでもいつもやってる。
日本でも最近アウトレット店舗とかでこの手のプロモーションが増えていると思う。でもブランドの本店ではあまり見かけないよね。
ほかにも、”〇〇$以上買うとこの商品が通常の半額で買える”とかもありますね。個人的にこれが曲者…。
フロリダのディズニーワールド行ったときも、「$100以上買うと、このグッズを$20で買えます!」というプロモーションをやっていてまんまとひっかってしまった。そのグッズは単品では発売していなくて、それだけでちょっとレア度が高いような気がしてね…しかも$20というのがまたグッズの価値を考えると割と安めの金額でだね…最初買おうとしていたものが$100いかなかったのに、追加で買って$100にして、欲しいと当初は思ってなかったそのグッズを買ってしまったという。私みたいなチョロい客が消費に貢献しているんだよ!
 
3.すごい量のメールがくる
ブランドのオンラインショップに行くと、メンバー登録すると初回のショッピングは15%オフ、などとなっているので、思わず割引目当てにメールアドレスを登録してしまう。すると、翌日からすごい量のメールがくる。新商品発売のお知らせ、セールのお知らせ、店舗開設のお知らせ、とにかくあの手この手でサイトに誘導してくる。日本でも勿論こういったマーケティングはあるだろうが、グイグイくる感じが半端じゃない。ウザさも半端でないが。笑
参考までに、私のメールの受信ボックスはこんな感じだ。(あまりにもメールの数が増えたので、ショッピング専用のアドレスを作っている)
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タイトルもまた、購買欲を煽るのがうまくて困る困る…
 
4.タイムセールがやってる
オンラインサイトで「いまから1時間の間だけ15%オフです」みたいなタイムセールを時々やる。画面上には、[残り時間47:23]みたいな感じで、一秒刻みにカウントダウンしていくもんだから、心理的に追い立てられるように買ってしまいそうになる。
Kate Spadeなども「定価$239のバッグが今日に限りこのバッグが$159です」とかいう広告をFacebookに載せてくるもんだから、えっ安!と思って思わずクリックしてしまう。
 
こんなにしょっちゅうセールをやっていると、安く買えるイメージがついて、定価で買う人なんていなくなるんじゃないかと思うんだけど、そこはどういう戦略なんだろうか、気になる。
 
5.キャッシュバックサイトが充実
日本でもポイントサイトというのか、オンラインでした買い物に対してポイントがつくというサイトがあるが(ハピタスとかですかね、私は利用していないので詳しくないが)、アメリカでは買い物した金額に対してその何%かを、文字通りキャッシュでそのままバックしてくれるサイトがいくつもある。
私がよく使っているのは、
Ebates
TopCashback
の2つ。
上記リンクから登録して買い物をすると私にも紹介費としてキャッシュバックが入るので、もし登録しようとしている人はぜひ上のリンクからよろしくお願いします。あやしい勧誘みたいですが、あやしくないです。というと余計にあやしいな…笑
 
どちらも、このサイトに登録して、このサイトを踏んだあとにそのブラウザで各ブランドショップで買い物をするだけで、買い物した金額の何%かが自動でキャッシュバックされる。キャッシュバック率は日々変動する。受け取り方は小切手郵送かペイパルへの入金なので、とても便利。
Amazonもカテゴリによってはキャッシュバックされるし、私の大好きなTory Burchやら、化粧品をいつも買っているSEPHOLAに、L'occitaneやThe Body Shopとかも常にキャッシュバックされるので、まだ数か月しか使ってないけどebatesだけで既に30ドル近くバックを受けてます。あとExpediaも対象なので、旅行にいくとどかんと入る。
 
こういうキャッシュバックが受けれるとなると、セールに加えてお得な気がするので、しょっちゅう「今日はキャッシュバック率が高くなってるショップあるかな~」などと見てしまう。そして買い物をしてしまう。嗚呼チョロい消費者であることよ・・・・よくできているよほんと。
 
 
6.返品できる
返品しやすい、というのも、財布の紐がゆるみやすい理由のひとつではなかろうか。ご存知のとおり、アメリカは本当に返品天国で、店舗で買おうがオンラインで買おうが、返品が容易だ。お店の返品コーナーにはいつも人がいる。セールやクリスマスの後などはすごい人だろうな。
また、返品の理由がすごい。買ったはいいけど気に入らなかったから、が返品の理由として成立する。
日本だと購入何日以内とか、新品と同等じゃないとだめとか、色々と限定があるし、返品理由もサイズがあわなかったとか、そういったことがほとんどだけど、アメリカでは、どんなにボロくなってようが、理由がどんなに利己的なものだろうが、原則返品できることになっている。早い話が、「しばらく使ったけどもう飽きたから店に返す」ということができる。
逆にいうと物を買うときは、誰かが一度買って返品したもので傷がついているかもしれないのでチェックが必要だけど。
先日大好きなTory Burch(しつこい)のオンラインショップで靴を買った時も、送られてきた商品の中に返品用の配送ラベルが入っていた。それだけ返品前提ということなんだろう。
 
この返品にかかる費用をだれが負担しているのか、詳しくは知らない。少なくとも売るときに最初からかなりの確率の返品を見込んでいるのだろう。
ちょっと古いけど、この記事によると流通業者のようだけれども。今もそうなんだろうか?
 
気に入らなかったら後で返品してよいですよ、というボトムラインがあるからこそ、とりあえず買ってみるかの精神で大量に購買する、ということができているわけで、アメリカの個人の大量消費は、この考えに支えられているのだと思う。そう思うと、そういう背景がないのに6割も個人消費をしている日本はもう少し褒められてもよいのでは?
 
7.外税表記
アメリカにおいて、日本の消費税に一番近いのはSales taxかと思われる。これは州ごとに違う。オレゴン州はSales tax が0%だけど、一番高いテネシー州では9.46%。基本的には都市部のほうが高い。で、基本的に州内での取引(州内の実店舗で買う、オンラインの場合は州内に店舗があれば州内取引とみなされる)に課税される。間違ってたらすみません。
つまり、買い手がどこの州にいるかによって、かかる税金が違う。なのでオンラインショッピングだと最後の画面で請求先の住所を入力するまで、消費税がわからない。したがって商品一覧のようなページに書いてある値段は基本的に税金別の値段だ。
これは完全に慣れの問題だと思うのだけど、日本の内税表記(+多くの送料無料サービス)に慣れた身としては、どうしてもその値段ぽっきりで買えてしまうような気がして、「おー$129.99かー。$130切るならなんかお得だな、買っちゃうか」などと思うのだが、送料が予想以上にかかったり、システムプロセスフィーとかいう謎の金額が数ドル追加されたりして、最後の決済画面でなんだかんだ$148くらいになっており、「あれ?意外と多くない?」などと思うことが多い。しかし決済画面まで来てるし、今更引き返す気にもならなくて結局買ってしまう。。
まあこれは内税表記の国の人にとってパッと見安そうに見えるので、より購買意欲が刺激されるというだけのことですが。
  
とにもかくにも、アメリカはあの手この手で購買欲を煽ってくるので、危険!!!
あと個人的には、当たり前のことだけど米国ブランドは日本よりかなり安く買えるので、それだけで財布の紐がゆるんでしまう。。。Coachなんて日本でもアウトレットで安売りしている代表格になっているが、この前こちらのアウトレットにいったら今春の新商品が4月初旬の時点で80%オフくらいになっており思わず買ってしまった。日本じゃこんなに安く買えないと思うと、それだけで欲しくなってきてしまう。
 
最近よくニュースで、郊外のモールが売れず、潰れて廃墟になってる(なのでそこに出店してるスターバックスも閉店)みたいな報道がされている。
でも最近は、ファッション小売企業自身がオンライン寄りの施策をしており、店舗に行くよりオンラインで買ったほうがどう考えても安い(送料を差し引いても)ので、そりゃそうだろうなと思う。
 
と、まあこんな記事をつらつら書いていたら、CoachがKate Spadeを買収するとの報道。
その報道のなかで、今後はonline flash salesを抑制する、と言っているのでタイムセールは少なくなっていくかもね。
 
”In tune with Coach's turnaround strategy, which includes limiting discounts and distribution to regain its brand cachet, the company will cut back Kate Spade's sales to department stores and curb online flash sales while expanding the brand's presence in Asia and Europe.”
 
買い物をしているときに、欲しくて悩んでいると、よく店員さんが”This is very tempting, right?”と言ってくる。tempt=誘惑する、という意味だけど、こんなしっくりくる形容詞もそうない。日々、temptedされて困っているよほんと…。

アメリカのホームレスについて

※いつも以上にとりとめのない文章になってしまった。

 

アメリカにきて驚いたのはホームレスの多さ。何回か観光でアメリカにはきたことがあってその度にもホームレスは見かけていたけど、住んで毎日同じ場所に通うとまた見えてくるものがある。

先に私のスタンスを書いておく。帰る家を持たない、特に冬には寒さの厳しくなるDCの地で家がないということは本当に辛いことだと思う。(どれだけ足りてるかはわからないがホームレス向けのシェルターは街中にあるけれど。そこでは食料を配っておりベッドもある。)
その一方で、アメリカのホームレスはビジネスホームレス(やむぬやまれずホームレスをしているのではなく仕事としてホームレスをしている)も多いと聞くし、その生活から抜け出すために努力をしたのかどうか、本当のところがわからない。日々見かけるホームレスの中でも、クスリの匂いがする人も多いし煙草を吸ってる人も多い。なので、私は基本的には直接お金を渡すことはしない。職場を通じてホームレス支援団体に寄付ができるのでそちらには時々している。

 

ホームレスにはいくつかカテゴリがある。受動型と積極型だ。受動型はたぶん日本で見かけるホームレスの姿に近い。道端に座っている。お金をほしい理由を書いた紙を近くに置いたり掲げたりしている。中年男性が多いけれど、女性もいるし、子連れの女性もいる。あとは動物を連れている人も多い。子供を連れていると本当に心が痛む。

 

積極型にはいくつかパターンがある。
1.声をかけてくる
2.サービス提供型
3.物品提供型

 

1.路上で声をかけてくる
これが一番多い。毎日の通勤と退勤で平均して5人くらいは見る。いつも同じところにいる人もいる。ファーストフードの紙コップの中にもらった小銭をいれて、それを振ってジャラジャラ音をさせている。道や電車の中でよく見かける。
声のかけかたは人ぞれ。直接的にお金をくれ、という人もいれば、I love youとかGod will save youとかI believe you are a nice man.とか色々。無視する人が多いが5%〜10%くらいの確率で数ドルをあげている人を見かける。
あと車社会のアメリカならではだと思うが、信号待ちの車に向けてお金を求める人もよく見かける。交通量の多い道路で、車線の間に芝生の緩衝帯があるようなところなど。無視して見ないようにしていたら、一度窓を叩かれたことがあって怖かった。治安が悪い地域では車にすがりつくようにして求めてくる人が多いから車のロックは絶対に必須。

DC中心部から車で1時間くらいのボルチモアはとても治安が悪くて有名だけどそこではホームレスが車椅子で横から体当たりをしてきたと聞いたことがある。

 

2. サービス提供型
頼んでもないのにドアをあけるのが典型例。cvs(日本でいうコンビニ)やファーストフード店の前に立っており、入ろうとすると、ドアをあけてくれる。開けてもらった以上は対価としてお金を払わなければいけない気がして、私はこれがとても嫌い。通勤経路にクリスピークリームがあるので、ひとつ買って帰ろうかななどとよく思うが、かなりの割合でドアの前にホームレスがいるので、買うのを諦めることが多い。別にあけてもらったとしても払わないというスタンスを取ればよいのであろうが。
他には音楽を演奏したり歌を歌ったりする人もいる。あんまりうまくないことが多い。

 

3.物品提供型
飴やティッシュなどを配りそれと引きかえに金銭を要求する。身ぎれいな格好で日本のティッシュ配りのような感じで配っているので思わず受け取ってしまいそうになる。あとは電車がすいている時間に、電車のなかでポケットティッシュを乗客の横に置いていったりする。配りながら窮状を訴えたり、お金が欲しい理由が書いてある紙を一緒に配ったりしている。置いたティッシュを乗客が取らないと数分後回収にきて、次の駅で隣の車両にうつっていく。なぜだかこのパターンは子供が多い。でもその子の容貌を見ると、髪は染めてるし、アクセサリーがじゃらじゃついてるし、おしゃれなレギンス履いてたりして、とてもお金に困っているようには見えないんだよね…お金に困っている人はおしゃれすべきじゃないと言うつもりはないけども。

 

アメリカのホームレスはビジネスホームレスが多いと聞く。
車できて、一日その場に立って、車で家に帰るというひともいるらしい。(それはもうホーム"レス"ではないが) 目にするホームレスのうち、どの程度が本当に困っているホームレスなのか、その割合はわからない。

 

知人のアメリカ人の意見だと、シェルターに行けば食べ物がもらえて生きていけるんだから、路上で人にお金を乞うのは甘えだという。どうせその金をドラッグか煙草を買うお金にするつもりだろうと。

 

確かにアメリカはホームレスへの援助が日本よりは手厚いと思う。勤務先でも寄付を求める連絡が時々くるし、支援ボランティアの募集もさかん。住んでるマンションにも寄付トラックみたいのがやってきて、いらないものや缶詰を集めていく。それらが必要な人に行き渡っているのかはわからないが。

あと、アメリカは寄付や人に物を施すというのが一番尊敬される行動だ。仕事で財を成した人がどかんと何かに寄付をするのが最も賞賛される人生。ノブレスオブリージュに近いのかも。そういった文化背景があるので寄付がさかんだし、ミクロな範囲で路上にいるホームレスに対してお金をあげるひとも日本に比べれば信じられないくらい多い。そこを逆手に取って最初から人に乞うこと前提な人も多いんじゃないかとも思う。

 

先日ファーストフードに入って窓から1時間くらいホームレスを見ていた。数十分に1回は数ドル渡す人がいる。合計すれば少なくとも1日50ドルくらいにはなると思う。働かなくても道端に座っているだけでそれだけ稼げるのであれば、そういう生き方を選択する人も出てくるだろう。税金も払わなくて済むし。

実際にホームレスに混じった経験をされた方のブログがあった。この行動力。すごい。
https://blogs.yahoo.co.jp/kenjicpa/1627428.html

 

この方の所感にあるように、アメリカのホームレスは甘やかされてるんじゃないかと思うことがある。ホームレスに限らずだけど、アメリカには好きなだけ食べてその結果太ったら歩けないからって電動カートで移動する人も多い。(電動カート補助金を出してる州もあるという) そうならないために運動するとか、またはその暮らしから抜け出すために努力したんだろうか、と疑問を持ってしまうようなことも多い。
ホームレスの中には病気で働けなくなった人もいるかもしれないけども、外からはわからない。全体としてはすごく甘えているように見える。空き缶を集めたりして一応勤労している日本のホームレスの姿を見ているからからもしれないけども。日本は物乞い行為が一応法律で禁止されているからね。
私だって恵まれた環境ではあるけれど、日々ストレスを感じながら働いているのにそれで得たお金をなぜ渡さないといけないのか、すごく違和感を感じてしまう。


ちなみにこの人はよく駅で見かける人。顔は隠しますが。

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駅のエスカレーターあがったところで、電動車椅子に乗ってスナック食べてタバコ吸いながら、お金をくれとずっと言っている。タバコ吸う金があるような人になぜ渡さなければいけないのかと疑問に思うが、見てるとそれなりの数の人が小銭や数ドルを渡している。

 

本当はもっと根本的な解決が望ましい。社会保障を充実させるとか、望まない妊娠をしないように教育するとかドラッグが簡単に手に入らないようにするとか、もっと仕事を始めるハードルを下げるとか。


そんなこと言っても、もしかしたら目の前にいる人は今日飢えて亡くなるのかもしれなくて、毎日おまえはどうするんだと喉元に刃物を突きつけられているような気分だ。でも答えは出ない。

 

スポーツ観戦 その2 野球

 

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イチローを見た!!!!

 

 

DC近郊にはふたつ野球チームがある。

ワシントンナショナルズボルチモアオリオールズだ。どちらもそれなりに強いらしい。ナショナルズの球場は中心部からも近いNavy yardというところにある。
ナショナルズの開幕戦が4月頭から始まるが初戦三連線の相手がマイアミマーリンズと聞いて、なんとしても行かねばと思った!そう、マイアミマーリンズには今イチローがいる!イチロー見たい!

三連線は月曜のデイゲーム、水曜のナイトゲーム、木曜のデイゲームだ。イチローがでる可能性はわからないが、働いてる人が多いので水曜のナイターのチケットを買った。
チケットは公式サイトでも買えるようだけどtickpickというチケット売買サイトで買った。コンサートやスポーツのチケットはここで買うことが多い。

 

19時05分に試合開始で、18時ごろ球場についた。近くのお店やひらけたスペースではみんなお酒を飲みながら楽しんでおり、テンションも高まる。

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二階のスペースでみんな飲んでる。

 

 

席は、開幕戦だから少し全体的に高めであったが、65ドルで三塁側の内野席前から10列目。

こちらの球場は客席とグラウンドの距離がめちゃくちゃ近い。1列目の座席はグラウンドとほぼ同じ高さだ。10列目でも、超近い。三塁の選手なら表情も見えるレベルだ。

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座席からの風景。

 

まだ明るいなか試合開始。近いから臨場感が半端じゃない。ファールのボールが時々客席に飛んでくるので試合から目を離しているとかなり危ない。
ビールの売り子のおじさん(こちらは東京ドームみたいに若い可愛い女の子ではなく普通のおじさん)があの手この手でビールを買わせようと気を引いてくる。飲む気なかったのに、おじさんの挙動があまりにおもしろいから買ってしまった。買ってたらちょうどファールボールがきて危なかった。

 

試合はナショナルズ優位ですすむ。途中ホームランも何本かあって飽きない試合。回の交代のたびに、大画面に色々エンターテイメントがうつる。観客席にグッズを投げ入れたり、野球にまつわるクイズとか。飽きさせない仕組みがあってよいね。
そのなかでもザ・アメリカなのが"Kiss Cam"。カメラがカップルを撮影し、撮影されたカップルはキスをして、それが大画面に中継される。やーー、これ、どこでも普段から気楽にキスしてるアメリカならではですよね…もし浮気相手とかと来ていてカメラに抜かれたらどうするのだろうか……


大リーグでのお決まりイベントは、7回表が終わった後でみんな立ち上がりストレッチをしながら「私を野球に連れてって」を歌う。昔アメリカの大統領が観戦した時に、7回表が終わってストレッチしたのを観客が真似たことから始まったそうだ。

あとは首都ならではのエンターテイメントだけど、ナショナルズの試合では、歴代の大統領のマスコットが、グラウンドでかけっこをするというイベントがある。私が見たときはリンカーンが優勝していた。このキャラクター、球場の色々なところに出没する。

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優勝したリンカーンさん。

 

そんなこんなを楽しみながら、回は進むがイチローのでる気配はない。ベンチには姿がちらちら見えるから、可能性としてはありそうだが。。アメリカ人は、前回の記事で書いた通り、試合が決まると早々に帰る。8回くらいには半数以上の人が席を後にしていてだいぶ終わりかけたムードだし、今日は見れないかと諦めていた。

 

 

が、そんな諦めかけていた9回、イチローが代打で登場!!!!!私含め、見ていた日本人は絶叫!!(イチロー目当てにDCに住む日本人がかなり観戦に来ていたようだ)

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帰った人のおかげで席がだいぶあいていたので、勝手に前に詰めて、ほぼ一番前に陣取った!係員も何も言わない。笑
イチローに熱狂している日本人に苦笑する現地のアメリカ人。誰かがI like Ichiro!!と声をかけてくれたのでme too!!!!!と叫び返す。

見てください、これがイチローです。デジカメでとりました。ほとんどズームしてないでこれです。

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あの有名な打撃前モーション!

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今回はヒットは打てなかったのですが、イチローが打席に立っている姿を生で見られて、単なるミーハー的な嬉しさ以上に強く心が動かされました。
体格の立派なアメリカ人選手の中ではかなり華奢に見えるイチローが何年も大リーグで結果を残し続けてるのはどんな努力と苦労があることか。イチローの凄さとはとても比較にならないけども、アメリカ生活で日々もがいている私にとって、日本人の活躍を目の前で見ることができたのは、とても勇気付けられました。

今度は本拠地マイアミで見たいな。

 

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スポーツ観戦 その1 アイスホッケー

アメリカの四大スポーツは、アメフト、アイスホッケー、バスケ、野球。日本人からするとサッカーが入ってないのが意外な気がする。

 

私の住むワシントンDCもこの4大スポーツそれぞれチームを持っていてそれなりに強い。周囲のアメリカ人はみんなこの地元のスポーツ観戦が大好き。電車に乗っていると試合がある日は各スポーツのユニフォームを着ている人をたくさん見かける。


DCに住んでる間に全部1回ずつは見たいなと思ってる。のでまずはアイスホッケーから見に行った。
チケットの入手方法は、公式サイトから買うとか色々あるけどtickpickというチケット売買サイトで買った。3階席で1席5000円くらい。

 

 

DCのアイスホッケーはDC Capitalsと言う名前。チームカラーは赤で、ファンは"Let's go Caps!!"と声援を送る。


場所はベライゾンセンターという巨大なアリーナ。Lady GAGAのライブもここでやるらしい。下にコートがあって観客席はすり鉢状になってるわけだけど、すり鉢の角度が急だから、3階席とかでもあんまり遠さを感じない。上から見下ろす感じで、よく見える。バスケの試合もこのアイスホッケーのコートの上に板を乗せてバスケコートにするらしい。

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パノラマで撮ってみた。

 

ベライゾンセンターは治安の悪いとされるチャイナタウンのすぐ隣にある。なので超治安が悪い。夜は駅自体が麻薬の匂いがするし、明らかにクスリやってますと言う感じの人や叫んでる熱狂ファンみたいな人もたくさんいて、一人ではとても怖くて歩けないと言う感じ。

 

入口で荷物検査を受けるけど、あまり大きな荷物はダメなようだ。ほとんどの人が手ぶら。会社帰りに見にくる人とか荷物どうすんのと思ったけど、多くの人は車で来るから車に置いてこれるのね。またスーツの人も全然いないなと思ったら、みんな一度家に帰るんだそうな。17時にはみんな帰れるアメリカならではですな……

 

試合はみんな会場内で売っているビールとかハンバーガーを食べながら観戦する。アイスホッケーのルールはよく知らないけど、感覚的にわかるので面白い。サッカーとかバスケよりも面白いところはゴールの後ろもプレー領域ってところと、壁の反射が使えるというところですね。

休憩のたびにスクリーンに客席を写したり、スクリーンでミニゲームがやっていたりと飽きさせない工夫がしてある。ハーフタイムにはスポンサーであるトヨタの車の宣伝で、トヨタ車の風船がドローンに乗せられてプカプカ会場を浮いていたりして面白かった。

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アイスホッケーに限られないけど、アメリカのスポーツは、客席にホームとアウェーという概念がないそうだ。日本だと野球でもサッカーでもバスケでも応援する場所がホームチームとアウェーチームでわかれてるけども。まぁアメリカは広大だからアウェーのゲームを見に行くという考えがそもそもないんだろうなー。とにかく観客はみんな揃って地元のチームを応援しているという感じ。相手チームファンに対抗するという観点がないからなのかわからないけれど、決まった応援の型とかあんまりない。確かにみんなユニフォームを着ているしLet's go capsという掛け声は一応あるけども、ファンの一体感というのはなく、応援しにきているというよりそれぞれが楽しみにきている、という感じ。また映画に引き続きいちゃいちゃしてるカップルが多い。

 

結局この日の試合自体は地元のキャピタルズが負けた。んだけど、興味深いと思ったのは、勝負がついたと思うとみんな帰る。残り10分くらいあって2点差になったらみんなぞろぞろと立ち上がって帰り出す。「え、地元チーム負けてるんだから最後まで応援しないの?」と思ったんだけれども、試合終了時には半分以上の人が帰ってしまっていた。
確かに試合終了後は交通も混雑するし先に抜けるというのもわかる、でも個人的にはそんな全身ユニフォームかためるくらいのファンなら、最後までチームを応援するのかなと思ってたので意外だ。
あと、負けてる時の試合への興味のなさがすごい。個人的には負けている時こそなんとか逆転するようチームを応援しなきゃ、と思うので、これも以外だった。
こんなことを言ってはあれだけど、チームを応援しているというより試合に乗じて騒いだり盛り上がったりしたいだけなんじゃないの、思っている。後に見に行った野球も、全く同じ構図で、この時は地元チームが勝ってたたけど8回表くらいでみんな帰り始める。終電もまだまだ余裕ある時間なのに。私はまだ行ってないがバスケを見に行った知人も同じことを言っていた。
うーん不思議。スポーツはエンターテイメントだから楽しませない部分はいらない、ということだろうか。