アラサー女の東海岸一人暮らし

ワシントンDCに住む女の考えごと

アメリカ人の服装(オフィス編)

アメリカに来る前はいわゆる会社のオフィスで働くアメリカ人の格好がどんなもんかよくわかりませんでした。男性は基本スーツで?、女性は海外ドラマとかだとパンツスーツが多いようなという。まあそれは私が犯罪捜査ものばっかり見てるから、犯人つかまえにいくときにスカートじゃ困るからなんだろうけども。オフィスにおいて自分の持ってる服で浮かないか、来る前はちょっと心配でした。
 
で、しばらく暮らして働いてわかった結論。
・カジュアルからコンサバまで人によって超様々。
・アクセサリーをたくさんつける。
 
日本だと職場によってカラーがあるとは思うけど、多くの会社で女性はいわゆるオフィスカジュアルという服装だと思う。ニットにスカートとかシャツにパンツみたいな。多少の差はあれどみんな似たような格好してる気がする。
一方アメリカは、日本のオフィスカジュアルに近い人もいれば、めちゃめちゃボディコンシャスな時代を感じるぴったりワンピースの人もいれば、そんなミニスカを!?ってくらい足出してる人もいて、なんだか幅が広い。そもそも体温調節機能どうなってんのか知らないけど、基本的に日本人よりも寒さに強いので、真冬でもノースリの人とかいる。かと思えば長袖タートルネックニットの人もいるので、本当に季節感もテイストもバラエティに富んでるという感じで、何を着ても別に浮かないことがわかった。浮かないけれど、アジアから来てる人は似たり寄ったりな格好をしてるから、ここで生まれ育ったアジア系ではなくアジアから来てる人、には見えるかも。女性のジャケット着用率は日本よりは低いかな。
 
そして、みんなアクセサリーをする。
多分そんなに高いものではないんだろうけど、大ぶりのネックレスとかバングルとかが好きみたいです。アジア人はあんまりアクセサリーをしないし、していても小振りなもの。このまえちっちゃいストーンがついた細いネックレスをしていたら、電車に乗ってた人に、いきなり「そういう小さいアクセサリーを見ると昔付き合ってた日本人の彼女を思い出すよ!」と言われた。そうですか。
 
化粧の濃さも本当に人による。すっぴんもいれば、がっつりの人も。日本との違いはマツエクを見ないということと、日本ほど繊細に化粧してないってことかな。アイシャドウとか一色でサッと引いてる感じ。それでも彫りが深いからきれいに見えていいよね…白人も黒人も…。
あと日中女子トイレで化粧直しする人はあんまり見ないな。アフターファイブのために直す人はいるけど、それも念入りって感じじゃ無さそう。
 
 あと日本では、多くのOLがオフィスには高かれ低かれ(?)ヒールがあるパンプスを履いていくことが多いと思うけど、こちらはヒールを履いてるひとはほとんどいない。今が冬だからというのもあるかもしれないけど、みんなかかとのぺたんこのショートブーツとかヒールだとしても太い歩きやすそうな靴。住んでみてはじめてわかったけど、DCは、道路が全然舗装されてなくて、車道も歩道もガタガタ。歩道に変な金網みたいなのも多いし、ゴミとかもよく落ちてるし、ヒールで歩いたら30分もしないうちにヒールがボロボロになりそうだ。そのかわり、夜クラブの前とかを歩くと、ヒールを手にもって車に乗り込む女性を見る。移動はノンヒールで、遊ぶときはヒールに履き替えてってことね。靴のためにもそれがよさそうだ。